声優のオーディションの合格率は

今や日本のアニメやゲームは、世界に誇れる一大文化となっています。それに比例するように声優への道を志す人も増えているわけですが、そこに至るまでは沢山の競争に勝ち抜いていかなければなりません。その戦いの場として、オーディションがあります。そしてオーディションにはいくつもの種類があり、養成所に入るためのものや事務所に入るためのもの、役を掴み取るためのものなど様々です。つまり声優としてデビューをした後もずっと、オーディションに参加して自分を勝負させていかなければならないのです。それでは一体それらのオーディションの、具体的な合格率とはどれくらいの数字になるのでしょうか。これから種類に合わせて順を追って触れていきますので、将来的な受験を視野に参考にしてみてください。

養成所に入る段階から激しい競争が待っています

まず声優になるためには、事務所付属の養成所や専門学校などで一定期間訓練を積む必要があります。中でも養成所は声優事務所に近しい存在で、デビューへの近道となる場合もあります。しかしその養成所に入るのも、簡単なことではありません。どこの養成所かにもよりますが、基本的には高くても合格率は50%程度だという認識を持ちましょう。大手の人気養成所であれば、倍率は20倍を超えることもあります。そうなれば、合格率が一桁になってもおかしくはありません。平均的な数字にはなりますが、養成所オーディションの合格率は大体30%程度と見積もっておくべきです。一応昨今の声優ブームもありできる限り受け皿をという動きを見せる養成所もありますが、いずれにせよ入ってからの方が大変です。専門学校の場合は中退率が4割前後あるなど、声優の訓練は過酷なことでも知られています。仮に50%の合格率で入れる養成所があったとしても、生半可な気持ちで受けると大変だと思っておきましょう。

正式にデビューできるのは一握りの人たちのみです

養成所や専門学校でカリキュラムを受け終えると、いよいよ事務所に入るためのオーディションが待っています。言うまでもなく、養成所に入るとき以上に大変なものになるでしょう。これは合格率にすると実は2%くらいにしかなりません。毎年新人声優としてデビューを目指す人は、5000人近くいるとされています。ところが事務所との契約にまで進めるのは、100人弱という現実があるのです。更に何かの作品に出演するためには、先にデビューをしている先輩声優を相手に、オーディションで勝たなければならない条件まであります。こう考えると、今活躍している有名な声優たちがいかに凄いかが分かってきます。声優は先のステップに進めば進むほど、より競争が厳しくなる仕事なのです。養成所の人数から数えると、本当に一握りの人たちだけに許された価値ある夢舞台と言えるでしょう。